ヨルダンの聴覚障害児


2010年7月にはヨルダンにて社会活動を展開しました。NGO支援団体「SINN-voll helfen e.V.」の協力によって、ヨルダンの視聴覚障害を持つ8ヶ月から5歳までの幼児10人に内耳インプラントが提供されました。パワーワンは手術を受けた子供たちの1年間の電池提供を受け持つこととなりました。 「失明すると物から分離され、聴覚を失うと人から分離される」というイマニュエル・カントの言葉を指針とし、この支援団体は視覚障害者と聴覚障害者のための活動を展開しています。ヨルダンの難聴のこどもたちの援助はこの支援団体のプロジェクトの一つです。 昨年プロジェクトを立ち上げてまもなく、アーレン大学の学生や職員は、これらの難聴のこどもたちを救うには、人工内耳インプラントが唯一の方法であることを知りました。人工内耳のインプラントは、聴覚障害者の内耳の蝸牛に電極を接触させ、聴覚を補助する技術です。電池を含む補聴器の電子部は、耳の後ろに装着されます。 2010年7月の支援団体の2度目の訪問時には、8ヶ月から5歳の幼児に メドエル社(Med-El)の人工内耳が提供されました。これらの人工内耳はウルム連邦軍病院のマティアス・ティッシュ教授によって、アーレン大学の補聴器の権威者、アネッテ・リンベルガー教授の立会いのもとでインプラント手術が行われました。 このプロジェクトのきっかけは、ヨルダンの公的医療保険はインプラントの費用を負担しないという事実です。そのため、裕福な家庭だけがこのような医療手当てを受けることができるのです。貧しい家庭は医療を受けるための十分な経済力がないため、外部の慈善団体の助けに頼らざるをえません。 これらの10人の子供たちに装着される補聴器用電池はパワーワンから1年間提供されることになりました。補聴器用電池インプラントプラス(IMPLANT plus)は、人工内耳に最も適したな高性能電池です。これらの電池はドイツのエルワンゲン市に位置する、世界屈指の最新設備を備えた大規模な工場で製造されています。