お取扱いとお手入れ
補聴器用電池の取扱方法
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保管
保管
パワーワンの最適な保管温度は、10°Cから30°Cです。保管時は直射日光を避け高温度低温度の場所では保管しないでください。
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放電の開始
放電の開始
空気亜鉛電池は充電して再利用することができません。この電池は、空気中の酸素を必要とします。電池はシールで密封されています。電池をはがすと電池内に酸素が入り込み、放電状態となります。そのため、電池を使用するときはシールをはがしてからお使いください。長めのシールによって電池を簡単に挿入することができます。シールをはがしたら電池挿入部を閉じる前に、30秒から60秒間待ってください。
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肌や金属への接触について
肌や金属への接触について
放電状態になった電池は、消耗やショートの原因となるため、金属性の物と接触させないでください。
また、電池は自然な皮脂に対しても敏感です。もしこの皮脂が電池内部に入り込むと、電流の流れの妨げとなることがあります。そのため、電池を挿入する際はタブを使い、直接電池には触れないようご注意ください。 エレガントで便利なパワーワン マグネットペン
補聴器への電池の出し入れに便利なツールです。 -
リサイクルと廃棄方法
リサイクルと廃棄方法
使い切った電池はできるだけすぐに補聴器から取り出してください。環境を保護するためにも、使用済み電池は家庭ごみとして処理することはおやめください。処理する場合は、+極と-極をセロハンテープで絶縁してから、販売店様の回収缶に入れてください。
補聴器用電池も他の電池同様、燃やさないでください。
補聴器のお手入れ
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お掃除
お掃除
補聴器の最高の性能を保つには常に清掃されていなくてはなりません。毎日乾いたやわらかい布で補聴器を清掃してください。重要:水や清掃用洗剤など一切使用しないでください。耳栓は一晩特殊な洗浄液につけておきます。補聴器用お手入れ製品は補聴器販売店にてお買い求めください
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水
水
結露によって生じる湿気は、補聴器の故障の原因となります。入浴やシャワーを浴びる際、また水泳時は補聴器を必ず取り外してください。電池を取出し、電池挿入部を一晩開けておくと湿気が取り除けることもあります。さらに効果的に乾燥させるには、補聴器販売店にてお買い求めいただける特殊な乾燥用容器をおすすめいたします。
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化粧品
化粧品
化粧品などは補聴器の故障の原因となることがあります。メークアップやスプレーなどは、補聴器のマイクやスピーカに付着することがあります。補聴器はメークアップの前に取り外してください。
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病院での診療について
病院での診療について
超音波やX線治療(CTなども含む)を受ける場合は補聴器を取り外してください。
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ご使用しない時は
ご使用しない時は
補聴器を使用しない場合は補聴器を専用の乾燥ケースに保管してください。補聴器を持ち歩くときはケースに入れてください。スイッチをオフにして電池を休ませてください。補聴器を長期間使用しない場合は電池を取出してください。シールを剥がして放電状態になった電池はすぐに使用してください。一旦シールを剝したら、再びシールを貼っても電池は新品の状態にもどりません。
電池をケースに入れないで裸のまま財布やハンドバックに入れて持ち歩かないでください。電池がカギや小銭と接触するとショートする原因となります。
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修理
修理
補聴器は絶対にご自身で修理しないでください。補聴器の電子部やマイクロメカニクスは非常に繊細であるため、補聴器技能者だけが修理を行うことができます。
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お子さま
お子さま
補聴器や補聴器用電池は、お子様の手の届かないところに保管してください。小さなお子様があやまって補聴器や補聴器用電池を飲み込んだ場合は、速やかに医師の診断を受けてください。
取り外しの際は電源をオフにしてください。電源を切り忘れるとペットにとっても不快な高音が送信され続けます。